『ファンタスティック・プラネット』はルネ・ラルー氏が監督・脚本を手掛けた作品。原作はステファン・ウル氏による小説『Oms en serie』。日本での劇場初公開は1985年だった。 “切り絵アニメーション”の手法で展開される唯一無二な映像表現は、時代を超えて多くの人々を魅了し、本作の影響を公言するクリエイターも多い。 最近公開されたばかりの任天堂公式サイト掲載“開発者に訊きました:『ピクミン4』”では、初代『ピクミン』の開発時、作品世界の参考にするため、開発チームで本作を視聴したことが明らかになっている(あわせてリチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』も読んでいたとのこと)。