気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン モンゴルはゴビ砂漠の南部、首都ウランバートルから550キロメートル、中国との国境から200キロメートルのところに、世界最大と言われる未開発の銅・金鉱床がある。オユ・トルゴイ(Oyu Tolgoi、「トルコ石の丘」の意)と呼ばれる鉱山で、開発費が30億ドル。 2009年10月始めに、英国と豪州に本社を置く世界第2位の資源メジャーのリオ・ティント・グループ(Rio Tinto Group)、カナダの探鉱会社アイバンホー・マインズ(Ivanhoe Mines)とモンゴル政府は投資契約を結んで、いよいよ2010年春に採掘に着手することになった。 なぜ、いよいよかというと、この鉱山は、アイバンホーが2003年から探鉱と開発準備を続ける一方で、会社と政府