7日、群馬県伊勢崎市で小学生を含む12人にかみついてけがをさせた犬について、飼い主が法律で義務づけられている狂犬病の予防接種を受けさせていなかったことが市への取材でわかりました。警察が過失傷害や狂犬病予防法違反などの疑いもあるとみて調べています。 7日、伊勢崎市で住宅で飼われていた四国犬が逃げ出し、公園の近くにいた小学生などに次々とかみつき、小学生9人を含む12人がけがをしました。 この犬について飼い主が法律で義務づけられた狂犬病予防の自治体への登録をせず、年に1回の予防接種を受けさせていなかったことが市への取材でわかりました。 また、飼い主は合わせて7頭の四国犬を飼っていますが、狂犬病予防の登録をしているのは3頭だけで、その3頭も9年前から予防接種を受けた記録がないということです。 このため市は8日、飼い主に対して狂犬病予防法に基づき、行政指導を行いました。 市によりますと飼い主は登録や