中央競馬の競走馬は、茨城県にある美浦トレーニングセンターか滋賀県にある栗東トレーニングセンターの厩舎で競走のための調教を受けるわけですが、近年は栗東で調教を受けた馬(関西馬)が美浦で調教を受けた馬(関東馬)を圧倒しています。この最も大きな要因だと考えられているのが、栗東トレセンにある坂路コースです。 平坦な土地に作られた美浦トレセンに対して、栗東は敷地全体に起伏が激しく、中でも坂路コースは美浦のものより角度が急で、馬の心肺機能を高めるのに役立っていると考えられています。日本ダービー調教公開で出走予定の各馬の様子を見たあとは、栗東自慢の坂路コースにあるスタンドへ行ってきました。 坂路スタンドへ向かう途中の追馬場(準備運動に使われる場所)でダービー出走馬・サンディエゴシチーを発見。 さらに、坂路コースの逍遥馬道(馬をリラックスさせるために歩く通路)には、先日のNHKマイルカップをレコード勝ちし