それでも職員録を公開すべきと言える? 某団体のPDFファイルは、文字のみのたった1枚分で10MBもあってあきれてしまったので、リンクはしませんが、図書館業界団体が、職員録の閲覧制限はするべきでないという声明を相次いで出したようですが。 出版物なのだから無条件で公表するべき、という主張は疑問です。その理由は前回のエントリのとおり、「個人情報や非公開情報の内容や範囲も、時代と共に変化することを、ライブラリアンは自覚するべき」なのに、その点何も考えていないから。 昔は、公務員の住所や電話番号なんて、本人の承諾なく人事課が出版社に渡し、勝手に名簿が出版されてたものです。それも、そんなに昔の話ではなく、それほど年寄りではない私も、勝手に住所を売り物にされた経験があるほどです。 当然、今はそのようなことはないのですが、10年そこそこ前から引越していない公務員なんて山のようにいます。それでも、公