この戦略が成功すればほかブランド、自動車メーカーもこの例に倣いそうだ さて、今年5月20日にアウディとSAIC(上海汽車)は、中国市場に特化した高級スマート電気自動車を共同開発し、先進デジタルプラットフォームを構築する協力協定を締結していますが、なんとそのプロジェクトから誕生した新型エレクトリックコンセプトカーが11月にも発表され、2025年後半に市場へと投入されるとの報道。 この開発スピードの速さは驚きそのもので、提携から半年でコンセプトカーが完成し、その半年後には市販が開始されるということになりますが、これは日米欧の自動車メーカーの開発スピードの「3倍以上」の速さであり、この”チャイナスピード”こそがアウディが期待していた成果ということになりそうです。 そしてもちろん開発期間の短さは低コストにも繋がり、開発段階にて省略されたいくつかのテストもまたコスト削減に直結し、結果的に「安いEV」