廃炉に向けた作業が続く東京電力福島第1原発(福島県双葉町、大熊町)の敷地内で、コンビニ2位のローソンが3月1日に開業することが23日、分かった。作業員のニーズを踏まえて早朝から夕方まで営業し、食料品や日用品を提供する。 東電が作業員の過酷な労働環境の改善に向けた一環として、コンビニ大手各社に出店を要請していた。原発事故から5年を迎えるのを前にローソンが応じた。 オープンするのは、第1原発の正門近くに昨年開設された大型休憩所内の一角。酒類や店内で調理が必要な揚げ物などは扱わないが、一般的な店舗と遜色ない品ぞろえになる見通しだ。
