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  • 「私たちは動物じゃない」 花嫁として売られるメキシコの少女たち

    メキシコ・ゲレロ州メトラトノクの村で、自分の子どもを抱く18歳の女性(手前、2021年5月16日撮影)。(c)PEDRO PARDO / AFP 【5月22日 AFP】メキシコ南部の先住民社会には、娘を売って結婚させる慣習がある。エロイナ・フェリシアーノ(Eloina Feliciano)さん(23)は、14歳の時にゲレロ(Guerrero)州の山岳部にある自宅で、自分を売って結婚させないでと母親に懇願したが、聞き入れられなかった。 「私たちは動物じゃない。売られるのは動物だ」。同国で最も貧しい地域の一つ、ゲレロ州メトラトノク(Metlatonoc)に住むフェリシアーノさんは話す。 先住民「ミシュテカ(Mixtec)」の共同体には、フェリシアーノさんのように慣習に従わされた少女は大勢いる。こうした慣習では、女性は虐待され、夫の家族は貧困から抜け出せないという批判も多い。ゲレロ州では多数の共

      「私たちは動物じゃない」 花嫁として売られるメキシコの少女たち
    • 独、コロナワクチン未接種者間で「大規模」流行

      ドイツ・ドルトムントで、新型コロナウイルス検査施設前を歩く男性(2021年10月6日撮影、資料写真)。(c)Ina FASSBENDER / AFP 【11月4日 AFP】ドイツのイェンス・シュパーン(Jens Spahn)保健相は3日、ワクチン未接種者の間で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「大規模な」流行が発生していると述べ、感染再拡大を防ぐため未接種者を対象とした規制を求めた。 シュパーン氏は、流行の第4波は「異例の勢力」で猛威を振るっていると指摘。「現在、主にワクチン未接種者の間で大規模な流行が発生している」とし、「一部地域では集中治療室(ICU)の病床が再び埋まり始めている」と警戒感を示した。 欧州連合(EU)最大の人口8300万人を抱えるドイツでは数週間前から、流行第4波に見舞われている。7日間平均の新規感染者数は5月以降で最高となった。 国立ロベルト・コッホ研究所

        独、コロナワクチン未接種者間で「大規模」流行
      • 伊のコロナ死者、過去最多の増加 ピーク近いとの見方も

        【3月28日 AFP】イタリアは27日、新型コロナウイルスによる1日の死者数としては世界最悪となる1000人近くの死亡を発表した。一方で専門家らは、同国の流行が間もなくピークに達する可能性があるとの見方を示している。 イタリアの累計感染者数は、新型ウイルスの感染が拡大し始めてから5週間ほどで8万6500人近くにまで増加し、米国に続き中国を上回った。 イタリア市民保護局によると、死者数は969人増で合計9134人となった。ただし今回発表された死者数には、前日の集計に含めるべきだった50人が含まれている。 一方、感染拡大の速度は減少傾向にあり、27日の感染者増加率は7.4%と、ここ数日間の8.0%前後から低下。イタリア国立衛生研究所(ISS)は慎重な姿勢を維持しつつも、封鎖措置が実を結ぶ日が近づいている可能性を示唆した。 ISSのシルビオ・ブルサフェッロ(Silvio Brusaferro)所

          伊のコロナ死者、過去最多の増加 ピーク近いとの見方も
        • WHO調査団の2人、コロナ抗体検査で陽性 シンガポールで足止め

          中国・武漢の国際空港を出発する、世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の起源を調べる調査団を乗せたバス(2021年1月14日撮影)。(c)NICOLAS ASFOURI / AFP 【1月14日 AFP】世界保健機関(WHO)は14日、中国で新型コロナウイルスの起源調査に臨む予定の専門家2人が同ウイルスの抗体検査で陽性と判定され、シンガポールに足止めされていることを明らかにした。 WHOは先に、国際調査団が武漢(Wuhan)入りしたと発表していたが、その後、うち2人がまだ到着していないとツイッター(Twitter)に投稿。 「調査団員は全員、居住国を出発する前にPCR検査と抗体検査を複数回受け、陰性だった」が、乗り継ぎで経由したシンガポールでも検査を受けた。その結果、現在感染しているかどうかが分かるPCR検査では全員陰性だったものの、2人はIgM抗体検査で陽性

            WHO調査団の2人、コロナ抗体検査で陽性 シンガポールで足止め
          • インドネシア潜水艦を海底で発見、乗組員53人全員死亡 軍発表

            インドネシア・スラバヤの海軍基地に停泊中の潜水艦「KRIナンガラ402」。インドネシア軍提供(撮影日不明、2021年4月21日公開)。(c)AFP PHOTO / INDONESIA MILITARY 【4月25日 AFP】インドネシア海軍は25日、21日に消息を絶った潜水艦がバリ(Bali)島沖の海底で分裂した状態で見つかったと明らかにし、乗組員53人全員が死亡したと発表した。 海軍幹部によると、見つかった潜水艦「KRIナンガラ402(KRI Nanggala 402)」は三つに分裂していた。 インドネシア軍トップのハジ・ジャヤント(Hadi Tjahjanto)氏は記者団に対し、「乗っていた53人全員が亡くなった」と語った。(c)AFP

              インドネシア潜水艦を海底で発見、乗組員53人全員死亡 軍発表
            • 金正恩氏、3週間ぶり姿現す 国営通信が報道

              北朝鮮の平安南道順川で肥料工場の竣工式に出席した金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長。この写真は第三者が公表したものであり、AFPはこの画像の真正性、撮影地、撮影日、内容について独自に確認することができません(2020年5月1日撮影、同月2日朝鮮中央通信配信)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS 【5月2日 AFP】(更新、写真追加)北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は2日、同国の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が1日、平安南道(South Pyongan Province)順川(Sunchon)にある肥料工場の竣工(しゅんこう)式に出席したと報じた。金氏が公の場で活動した様子を国営メディアが報じたのは約3週間ぶり。金氏についてはその間、健康状態をめぐる臆測が飛び交っていた。 同通信は、金氏が竣工式に出席し、テープカット

                金正恩氏、3週間ぶり姿現す 国営通信が報道
              • 「モラル崩壊寸前」 WHO事務局長、富裕国のワクチン独占を非難

                中国・北京で新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける人々(2021年1月8日撮影)。(c)STR / CNS / AFP 【1月18日 AFP】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は18日、富裕国が新型コロナウイルスのワクチンを独占して最貧国が苦しむならば、世界は「破滅的なモラル崩壊寸前」だと警告した。 テドロス氏は富裕国の「自己第一主義」的な態度を批判するとともに、ワクチンメーカーに対しても、WHOにデータを提出して世界全体でのワクチン使用許可を得るのではなく、富裕国内での承認を急ぐ様子に苦言を呈した。 スイス・ジュネーブで開かれたWHO執行理事会の冒頭でテドロス氏は、新型コロナウイルスワクチンをめぐっては、世界中で公平なアクセスを約束していたはずが、今や極めて危機的な状況にあると指摘。 テドロス氏は、

                  「モラル崩壊寸前」 WHO事務局長、富裕国のワクチン独占を非難
                • コロナ生還の男性に1億2000万円の請求書、米国

                  米バージニア州アーリントンで、患者を運ぶために救急車から降りた消防隊員(2020年4月9日撮影、資料写真)。(c)ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP 【6月14日 AFP】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で一度は命が危ぶまれた米国人男性が、治療費として110万ドル(約1億2000万円)の請求書を受け取っていたことが分かった。米紙シアトル・タイムズ(Seattle Times)が13日、報じた。 心臓が止まりそうになる請求書を受け取ったのは、米北西部シアトル(Seattle)の病院に3月4日から62日間入院したマイケル・フロル(Michael Flor)さん(70)。一時は、妻や子どもたちに別れを告げられるようにと看護師らが電話の受話器をフロルさんの耳に当てたほど、死が間近に迫っていた。 だが、フロルさんは回復。5月5日に看護師らから声援を受けて退院し

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                  • イタリア警察、IS製造の覚せい剤14トン押収 世界最多規模

                    イタリアで押収された、イスラム国(IS)がシリアで製造した錠剤のアンフェタミン。伊財務警察ナポリ支部提供の動画より(撮影日不明、2020年7月1日入手)。(c)AFP PHOTO / GUARDIA DI FINANZA / HANDOUT 【7月1日 AFP】イタリア警察は1日、シリアのイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が製造した覚せい剤のアンフェタミン14トンを押収したと発表した。一度に押収したアンフェタミンの量としては世界最多だという。 警察によると、押収したのは「カプタゴン(Captagon)」と呼ばれる錠剤8400万錠で、末端価格で約10億ユーロ(約1200億円)相当。1件の捜査で押収された「アンフェタミンの量としては世界最多」だという。 発表によると「ISは主にシリア産の薬物の密売でテロ活動の資金を調達していることが分かっており、シリアは過去数年間で世界最大のアンフェタミ

                      イタリア警察、IS製造の覚せい剤14トン押収 世界最多規模
                    • SWIFT排除でEU分断 対ロシア制裁、エネルギー懸念が影

                      独西部ドルトムントで、国際銀行間通信協会(SWIFT、スイフト)の決済網からのロシアの排除を訴えるデモ隊(2022年2月25日撮影)。(c)Ina FASSBENDER / AFP 【2月26日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、西側諸国は厳格な対ロシア制裁措置に合意したが、「金融核兵器」とも呼ばれる国際銀行間通信協会(SWIFT、スイフト)の決済網からの排除については、エネルギー供給の途絶を懸念する欧州連合(EU)主要国の抵抗により発動が見送られた。 ウクライナは西側諸国に対し、世界の銀行が送金に使用しているスイフトからロシアの銀行を排除するよう強く訴えている。だがジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は今週、それを選択肢の一つとしつつも、「今のところ、欧州諸国の望む姿勢ではない」と説明した。 前欧州理事会(European Council)常任議長(EU大統領)のドナ

                        SWIFT排除でEU分断 対ロシア制裁、エネルギー懸念が影
                      • トランプ氏企業、詐欺行為の「重要証拠」発見 NY当局

                        ドナルド・トランプ前米大統領(左)と米ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官(2022年1月19日作成)。(c)Robyn Beck and MANDEL NGAN / AFP 【1月20日 AFP】米ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ(Letitia James)司法長官は18日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の一族が経営する企業トランプ・オーガニゼーション(Trump Organization)に関する調査で、詐欺行為の「重要証拠」を発見したことを明らかにし、トランプ氏への圧力を強めた。 ジェームズ氏は裁判所に提出した文書で、現在進行中の調査により、トランプ・オーガニゼーションが融資を確保するために複数の資産を不正に過大評価した上、租税回避のためにその価値を過小評価したことが判明したと説明。トランプ氏と長男ドナルド・トランプ・ジュニア(Donald

                          トランプ氏企業、詐欺行為の「重要証拠」発見 NY当局
                        • 都市封鎖なしのスウェーデン、新型コロナ死者3000人超える

                          スウェーデンの首都ストックホルムで春の陽気を楽しむ人々(2020年4月28日撮影)。(c) Jessica GOW / TT NEWS AGENCY / AFP 【5月8日 AFP】感染対策で厳格なロックダウン(都市封鎖)を敷かず、他の欧州諸国と一線を画して国際的に注目されていたスウェーデンで7日、新型コロナウイルスによる死者が3000人を超えた。 スウェーデン公衆衛生局(Public Health Agency of Sweden)は、新型ウイルスによる死者が3040人となり、2万4623人の感染が確認されていると発表した。 だが、当局は医療体制面ではまだ受け入れ能力に余裕があるとして、厳しい外出制限を課さない戦略を擁護している。スウェーデン政府の感染症対策を率いる疫学者のアンデシュ・テグネル(Anders Tegnell)氏は、「流行曲線からは、われわれが大体において(感染状況を)医療

                            都市封鎖なしのスウェーデン、新型コロナ死者3000人超える
                          • 共和政ローマの崩壊、アラスカの火山噴火が一因 論文

                            灰と蒸気を噴出している米アラスカ州のオクモク火山(2008年7月16日撮影、資料写真)。(c)Handout / NASA / AFP 【6月23日 AFP】古代ローマの将軍・政治家ユリウス・カエサル(Julius Caesar)が紀元前44年に暗殺されたことをきっかけに20年近く権力闘争が続き、共和政ローマの崩壊と帝政ローマの興隆につながった。 史料によると、この時期、異常な寒波が続き、飢饉(ききん)も広がっている。その原因は、現在の米アラスカ州の火山噴火が原因だった可能性があるとする新たな研究結果をまとめた論文が22日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。 科学者と歴史家が集まった国際的な研究チームは、北極の氷床コア(氷床を掘削した氷のサンプル)に含まれるテフラと呼ばれる火山噴出物を分析し、地中海地域で原因不明の異常気象が続いた期間と、紀元前43年に起きたアラスカのオクモク火

                              共和政ローマの崩壊、アラスカの火山噴火が一因 論文
                            • 100年以上前の兵士が伝書鳩で上官に送った手紙、仏で発見

                              仏アルザス地方インガースハイムで見つかった、第1次世界大戦中に伝書鳩が運んだとみられる手紙(2020年11月8日撮影)。(c)SEBASTIEN BOZON / AFP 【11月9日 AFP】フランス東部で、伝書鳩(ばと)を使って送られたが宛先に届かなかったとみられる小さなカプセルに入った100年以上前の手紙が、散歩中のカップルによって発見された。 フランス東部オルベ(Orbey)にあるランジュ博物館(Linge Museum)の学芸員、ドミニク・ジャーディ(Dominique Jardy)氏によると、手紙はインガースハイム(Ingersheim)にいた当時のプロイセンの兵士がドイツ語で書いたもの。手書きの文字は判読が非常に困難だったが、軍事作戦について詳細につづられており、軍の上官に宛てたものだった。 手紙が書かれたのは1910年のようだが、1916年の可能性もある。現在、フランス東部グ

                                100年以上前の兵士が伝書鳩で上官に送った手紙、仏で発見
                              • マクロン氏、中国製ワクチンの危険性を警告 新たな変異助長の恐れも

                                フランスのエマニュエル・マクロン大統領、パリで(2021年2月4日撮影)。(c)Ludovic MARIN / AFP 【2月5日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は4日、中国製の新型コロナウイルスワクチンについて、情報が一切共有されていないため有効性は不明だと警告し、効果がなければ新たな変異さえ助長しかねないと指摘した。 マクロン氏は米シンクタンク「大西洋評議会(Atlantic Council)」に対し、中国が他国へのワクチン供給で初期の「外交的成功」を収めたことは、「(欧米の)指導者にとってやや屈辱的なもの」と受け止められる可能性があると認めた。 しかし、中国製薬大手の中国医薬集団(シノファーム、Sinopharm)とシノバック・バイオテック(Sinovac Biotech)のワクチンは、臨床試験(治験)に関する情報が一切共有されていな

                                  マクロン氏、中国製ワクチンの危険性を警告 新たな変異助長の恐れも
                                • 中国台山原発問題、国内なら「原子炉停止」 フランス電力

                                  中国・広東省で建設中の台山原子力発電所(2013年12月8日撮影、資料写真)。(c)PETER PARKS / AFP 【7月23日 AFP】フランス電力(EDF)は23日、中国の台山原子力発電所(Taishan Nuclear Power Plant)で報告された問題と同様の事態が発生した場合には、フランス国内向けの運転手順では原子炉を停止することになっていたと述べた。 中国当局は、台山原発の原子炉2基のうちの1基で、燃料棒の損傷により放射性物質の濃度が上昇したものの安全基準を満たしているとして、運転の継続を許可したと発表した。 台山原発は、EDFが開発した先進的な欧州加圧水型炉(EPR)を世界で初めて採用している。 EDFは、「分析に基づけば、EDFの仏原発向けの運転手順では、問題を完全に把握するために原子炉を停止し、事態の悪化を阻止することになっていた」と発表した。しかし、台山原発に

                                    中国台山原発問題、国内なら「原子炉停止」 フランス電力
                                  • 王妃アントワネットとフェルセン伯のラブレター、黒塗り部分の解読に初成功

                                    仏パリ南西部のベルサイユ宮殿に展示されている彫刻家フェリックス・ルコント作の王妃マリー・アントワネットの胸像(2019年4月12日撮影、資料写真)。(c)ALAIN JOCARD / AFP 【6月4日 AFP】仏国立公文書館(French National Archives)は3日、フランス革命中に処刑された王妃マリー・アントワネット(Marie Antoinette)が恋人のフェルセン伯爵(Count de Fersen)と交わした手紙の中で、インクで塗りつぶされ判読不能となっていた箇所の解読に成功したと発表した。 王妃とフェルセン伯は、1789年の仏革命から2年後も手紙のやりとりを続けていた。当時、王妃と夫の国王ルイ16世(Louis XVI)はパリ脱出に失敗し、チュイルリー宮殿(Tuileries Palace)で幽閉生活を送っていた。 今回、新技術を用いて解読されたラブレターの一

                                      王妃アントワネットとフェルセン伯のラブレター、黒塗り部分の解読に初成功
                                    • 中国でコロナめぐる差別、アフリカ諸国が猛反発「容認できない」

                                      中国南部広東省の省都広州にある「リトルアフリカ」の路上を歩く男性(2018年3月2日撮影、資料写真)。(c)Fred DUFOUR / AFP 【4月15日 AFP】新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)をめぐり、中国でアフリカ人らがレッテルを貼られたり差別されたりしている問題を受けて、アフリカ諸国が猛反発している。 この問題の引き金になったのは、広東(Guangdong)省広州(Guangzhou)にあるナイジェリア人が多く住む地区で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスター(感染者の集団)が発生したことだとみられている。 アフリカ系住民らはレストランやホテルで差別され、強制的な退去や集団検査、恣意(しい)的な隔離などの対象になっていると訴えている。 ナイジェリアのジオフリー・オンエアマ(Geoffrey Onyeama)外相は14日、周平剣(Zhou Pin

                                        中国でコロナめぐる差別、アフリカ諸国が猛反発「容認できない」
                                      • 全米の刑務所で新型コロナが猛威、被収容者と職員8割以上陽性の施設も

                                        新型コロナウイルスの感染が拡大する中、米イリノイ州シカゴの市庁舎前で、刑務所の被収容者の釈放を要求する人々(2020年4月9日撮影)。(c)KAMIL KRZACZYNSKI / AFP 【5月5日 AFP】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の巨大な波が、米国の世界最大の刑務所収容人口全体に押し寄せている。 米オハイオ州マリオン(Marion)にある刑務所は、被収容者2500人近くと職員175人の80%以上が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示しており、介護施設も含めた全国の施設の中で最も感染が集中的に発生している施設となっている。 マリオン刑務所看守のブライアン・ミラー(Brian Miller)氏は先週、状況は悪化するだけだと警告した。 自身も新型コロナウイルス感染から回復途中のミラー氏は、報道陣との電話会議形式の取材に何とか応じ、これほど多くの職員が病欠している状況では、

                                          全米の刑務所で新型コロナが猛威、被収容者と職員8割以上陽性の施設も
                                        • 米原子力空母の乗組員、新型コロナで死亡

                                          グアム島・アプラ港のグアム海軍基地に停泊する米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」(2020年4月10日撮影)。(c)Tony AZIOS / AFP 【4月13日 AFP】(写真追加)米海軍は13日、新型コロナウイルスの感染が発生した原子力空母「セオドア・ルーズベルト(USS Theodore Roosevelt)」の乗組員1人が新型ウイルスにより死亡したと発表した。同空母では500人超の感染者が確認されており、今回が初の死亡例となった。 この乗組員は先月30日、検査により陽性と判明。今月9日に意識不明になったことが分かり、同空母が停泊する米領グアム(Guam)の海軍病院の集中治療室(ICU)に入っていた。(c)AFP

                                            米原子力空母の乗組員、新型コロナで死亡
                                          • 米、領事館駆け込みの中国研究者を逮捕

                                            米サンフランシスコの中国総領事館で、有刺鉄線の背後に掲げられた中国国旗(2020年7月23日撮影)。(c)Philip Pacheco / AFP 【7月25日 AFP】米国査証(ビザ)を不正取得した疑いを掛けられ、在サンフランシスコ中国総領事館に駆け込んでいた中国人研究者が逮捕され、24日に裁判所に出頭する見通しとなった。米司法省筋が明らかにした。 逮捕された唐娟(Tang Juan)容疑者は、カリフォルニア大学デービス校(University of California, Davis)のがん治療研究者としてビザ申請を行った際、中国人民解放軍(PLA)との関係を隠していた疑いが掛けられている。 司法省の当局者は匿名を条件に記者団の取材に応じ、唐容疑者が米当局により拘束されたと説明。唐容疑者が総領事館から出た経緯については言及しなかったものの、容疑者には刑事訴追を免れる外交特権がないと指摘

                                              米、領事館駆け込みの中国研究者を逮捕
                                            • インドのコロナ死者急増、一日で過去最多3645人

                                              インド首都ニューデリーの宴会場を転用した臨時病院で、新型コロナウイルス患者の治療に当たる医療従事者(2021年4月28日撮影)。(c)Prakash SINGH / AFP 【4月29日 AFP】インド保健省は29日、新型コロナウイルス感染により直近24時間で新たに3645人が死亡したと発表した。前日比で350人以上急増し、過去最多を更新した。 インドでは新たな感染の波に歯止めがかからず、累計死者数は20万4832人に上っている。(c)AFP

                                                インドのコロナ死者急増、一日で過去最多3645人
                                              • シー・シェパード船と洋上で衝突、メキシコ人漁師死亡

                                                米環境保護団体「シー・シェパード」のファーリー・モワット号の乗組員。メキシコ北西部バハカリフォルニア州のカリフォルニア湾で(2018年3月7日撮影)。(c)GUILLERMO ARIAS / AFP 【1月5日 AFP】絶滅危惧種コガシラネズミイルカ(通称バキータ)の生息地であるカリフォルニア湾(Gulf of California)で活動していた米環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society)」の船舶と衝突したメキシコの漁船の漁師が、入院先の病院で死亡したことが当局の発表で4日明らかになった。 現地保健当局によると、この漁師の男性は昨年12月31日、メキシコ北西部バハカリフォルニア(Baja California)州メヒカリ(Mexicali)の病院に入院。股関節や骨盤の骨折を含む重傷を負っていた。同じ船に乗っていたもう1人の漁師は安

                                                  シー・シェパード船と洋上で衝突、メキシコ人漁師死亡
                                                • 豪寄港の「プリンセス」号で陽性 客下船後に判明、当局が連絡急ぐ

                                                  豪シドニー・オペラハウスの周辺を歩く観光客(2020年3月8日撮影)。(c)Saeed KHAN / AFP 【3月20日 AFP】オーストラリア・シドニーに寄港したクルーズ船「ルビー・プリンセス(Ruby Princess)」の乗船者4人が、新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことが明らかになった。当局は20日、前日に下船した乗客約2700人に対し、自主隔離を行うとともに、当局に連絡するよう緊急要請した。 【図解】アウトブレイク、エピデミック、パンデミックの比較 ニューサウスウェールズ(New South Wales)州当局によると、当初はニュージーランド行きの同船について「危険度低」とみなし、19日に下船を許可したという。乗客らは同国最多の人口を擁する同市中心部へ向かった。 同船ではシドニーからニュージーランドに向けて航海中に乗客らが体調不良を訴えたことから、13人に対してインフル

                                                    豪寄港の「プリンセス」号で陽性 客下船後に判明、当局が連絡急ぐ
                                                  • アルメニアとアゼルバイジャン、係争地で軍戦闘

                                                    アルメニア人の分離独立派とアゼルバイジャン軍との戦闘で破壊されたアゼルバイジャン軍の戦車とされる映像の抜粋。アルメニア国防省の公式ウェブサイトより(2020年9月27日撮影)。(c)AFP PHOTO / Armenian Defence Ministry 【9月27日 AFP】旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャンの係争地であるナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)で27日、両国軍の戦闘が発生し、アルメニア軍はアゼルバイジャン軍のヘリコプター2機を撃墜した。アルメニア軍は、アゼルバイジャン軍が先に爆撃を行ったと主張している。 アゼルバイジャンとアルメニアは、ナゴルノカラバフの帰属をめぐって数十年にわたり紛争状態にある。2016年以降で最悪の今回の衝突により、両国間で大規模な紛争が再燃する恐れが高まっている。 ナゴルノカラバフの首長は、アゼルバイジャン軍が27日朝、同地域内で民

                                                      アルメニアとアゼルバイジャン、係争地で軍戦闘
                                                    • 『フィールド・オブ・ドリームス』での一戦 映画のような幕切れに

                                                      21MLB、シカゴ・ホワイトソックス対ニューヨーク・ヤンキース。試合前にトウモロコシ畑から登場した米俳優のケビン・コスナーさん(2021年8月12日撮影)。(c)Stacy Revere/Getty Images/AFP 【8月13日 AFP】21MLBは12日、映画『フィールド・オブ・ドリームス(Field of Dreams)』の舞台となったアイオワ州ダイアーズビル(Dyersville)で試合が行われ、シカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)が9-8でニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)にサヨナラ勝ちを収めた。 同映画の撮影場所から目と鼻の先の距離にあるトウモロコシ畑の仮設球場で行われたこの一戦は、ホワイトソックスのティム・アンダーソン(Tim Anderson)が放った劇的なサヨナラ本塁打で、ハリウッド映画さながらのスリリングな幕切れと

                                                        『フィールド・オブ・ドリームス』での一戦 映画のような幕切れに
                                                      • 中国海警船、比補給船に衝突 南シナ海(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

                                                        南シナ海・南沙諸島(スプラトリー諸島)沖アユンギン礁(セカンド・トーマス礁)の比軍拠点に向かう補給船(中央)を囲む中国海警局の船舶(左および右、2023年8月22日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】フィリピン当局は22日、南シナ海(South China Sea)のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)沖でこの日午前、同国の補給船が中国海警局の船に衝突されたと非難した。 【動画】フィリピン漁船追跡する中国海警局 スカボロー礁 比政府の「西フィリピン海タスクフォース」は声明で、アユンギン礁から約25キロの地点で「中国海警船『5203』が、フィリピン軍が借り上げていた先住民の小型補給船に衝突するという危険な妨害行動」があったと指摘。 さらに、補給船を護衛していたフィリピン沿岸警備隊の巡視船も、「中国海上民兵」の船舶に衝突

                                                          中国海警船、比補給船に衝突 南シナ海(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
                                                        • ガラパゴス諸島に不妊化した蚊10万匹放出 エクアドル

                                                          ネッタイシマカを駆除するため殺虫剤を散布する職員(2020年4月18日撮影、資料写真)。(c)Luis ACOSTA / AFP 【3月11日 AFP】南米エクアドルは10日、ガラパゴス諸島(Galapagos Islands)に不妊化させた雄のネッタイシマカを10万匹放出する計画を発表した。デング熱、ジカ熱、チクングニア熱などの感染症を媒介するネッタイシマカの繁殖を抑制する目的。国立衛生研究所は、同国初の取り組みとしている。 不妊化した雄の蚊を大量に放すことで、蚊の個体数を減らし、病気の感染率を下げる効果があるとされる。 国立衛生研究所はネッタイシマカを大量に飼育し、放射線で不妊化するプロジェクトを6年前から行ってきた。不妊化した蚊の放出は、地元住民や観光客の感染率低下に寄与するという。(c)AFP

                                                            ガラパゴス諸島に不妊化した蚊10万匹放出 エクアドル
                                                          • ロシア首相、新型コロナ感染 国内感染者10万人超える

                                                            ロシアのミハイル・ミシュスチン首相(左)とウラジーミル・プーチン大統領(2020年2月23日撮影)。(c)YURI KOCHETKOV / POOL / AFP 【5月1日 AFP】(更新)ロシアのミハイル・ミシュスチン(Mikhail Mishustin)首相は4月30日、自身が新型コロナウイルス検査で陽性となったことを明らかにした。同国では同日、1日の新規感染者数が過去最多を記録し、累計感染者数は10万人を超えた。 ミシュスチン首相は、テレビ放送されたウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とのビデオ会議で「つい先ほど、私が受けたコロナウイルス検査で陽性の結果が出たことを知った」と説明。他の閣僚らの感染を防ぐため自主隔離する意向を表明した。 プーチン氏は直ちに、首相代行としてアンドレイ・ベロウソフ(Andrei Belousov)第1副首相を任命した。 ロシア大統領

                                                              ロシア首相、新型コロナ感染 国内感染者10万人超える
                                                            • 英首相、新型コロナ陽性と発表 保健相も

                                                              英国のボリス・ジョンソン首相。同国議会提供(2020年3月25日撮影)。(c)AFP PHOTO / PRU 【3月27日 AFP】(更新、写真追加)英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相とマット・ハンコック(Matt Hancock)保健・社会福祉相は27日、自身に対する新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことを相次いで発表した。 ジョンソン首相は「過去24時間に軽い症状があり、新型ウイルス検査で陽性反応が出た」とツイッター(Twitter)で発表。現在は自主隔離しているものの、政府の新型ウイルス対策の指揮を遠隔で続けていくとしている。 首相官邸の発表によると、ジョンソン氏は26日に軽微な症状を呈し、医療関係者の勧めで検査を受けたところ陽性との判定が出た。首相のパートナーで、現在妊娠中のキャリー・シモンズ(Carrie Symonds)さんの健康状態は公表されていな

                                                                英首相、新型コロナ陽性と発表 保健相も
                                                              • 英名優ショーン・コネリーさん死去 90歳

                                                                英俳優のショーン・コネリーさん(2006年10月12日撮影)。(c)ANDREAS SOLARO / AFP 【10月31日 AFP】(更新)人気スパイ映画「007」シリーズでのジェームズ・ボンド(James Bond)役で知られる英スコットランド出身の名優ショーン・コネリー(Sean Connery)さんが死去した。90歳。英BBC放送が31日、伝えた。 息子のジェーソンさんはBBCに対し、コネリーさんがバハマで就寝中に安らかに息を引き取ったと説明。コネリーさんが「しばらく前から体調が悪かった」ことを明らかにした。 コネリーさんは数十年にわたるキャリアで米アカデミー賞(Academy Awards)やゴールデン・グローブ(Golden Globes)賞、英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)など数々の受賞歴があり、2000年にはナイトの称号を与えられた

                                                                  英名優ショーン・コネリーさん死去 90歳
                                                                • スキー場の営業OK、でもリフトは禁止 仏政府指針にリゾート地激怒

                                                                  仏アルプスのバルトランス・スキーリゾートで、リフトに乗るスキー客(2018年1月5日撮影)。(c)PHILIPPE DESMAZES / AFP 【11月27日 AFP】フランス政府は26日、クリスマス休暇中のスキーリゾートの営業を認める方針を示した。だが、リフトの運行は禁止すると発表したため、「理解しがたい」決定だと関係者らは困惑し、怒りの声が上がっている。 ウインタースポーツをめぐってはエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が24日、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮すると早期の営業再開は「不可能」だと警告し、1月には規制を解除したい考えを示した。これに、国内350か所のスキーリゾートは抗議。クリスマス~新年の営業は年間売上額の25%に達するため事業存続に不可欠だと主張していた。 ジャン・カステックス(Jean Castex)首相は26日の記者会見で、「もちろ

                                                                    スキー場の営業OK、でもリフトは禁止 仏政府指針にリゾート地激怒
                                                                  • 「太陽エネルギー再現」へ、核融合炉の組み立て開始 仏

                                                                    仏サンポールレデュランスで組み立て作業が始まった国際熱核融合実験炉(ITER)についてまとめた図解(2020年7月28日作成)。(c)VINCENT LEFAI, PATRICE DERE / AFP 【7月30日 AFP】フランスで今週、核融合を実証するために設計された巨大な実験装置の組み立て作業が始まった。正式な認可を受けてから14年後の組み立て開始だ。核融合は太陽の光や熱を生み出す反応で、地球上でも安全かつ存続可能なエネルギー源となる可能性がある。 国際熱核融合実験炉(ITER)として知られる装置の建設地で、仏南部にある小さなコミューン(自治体)のサンポールレデュランス(Saint Paul-les-Durance)には、ここ数か月の間に世界中から装置の構成部品が集まってきていた。科学者チームは今後、「世界最大のパズル」と表現される実験装置、ITERを完成させるための組み立て作業を慎

                                                                      「太陽エネルギー再現」へ、核融合炉の組み立て開始 仏
                                                                    • 落雷をレーザーポインターで誘導できるか 国際研究

                                                                      夜空に光る稲妻(2020年4月7日撮影、資料写真)。(c)YASSER AL-ZAYYAT / AFP 【11月23日 AFP】持ち運びできる小型のレーザーポインターを用いて落雷を誘導し、稲妻による森林火災の発生を防止する──そんな対策につながる可能性のある研究がこのほど発表された。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に先月掲載された論文の共同執筆者、豪ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)のアンドレイ・ミロシニチェンコ(Andrey Miroshnichenko)教授は、光の管のような中空のレーザー光線を使って嵐雲まで届くように粒子を送り込み、嵐雲を「短絡(ショート)」させて落雷を導くことができるかもしれないことを、国際研究チームが明らかにした、と語る。 研究チームは室内実験で、対象物を

                                                                        落雷をレーザーポインターで誘導できるか 国際研究
                                                                      • スペースX、低軌道「独占」か 競合他社が懸念

                                                                        ウルグアイの首都モンテビデオ北方約185キロで長時間露光によって撮影された宇宙開発企業スペースXの「スターリンク」計画の衛星の軌跡(2021年2月7日撮影)。(c)Mariana SUAREZ / AFP 【5月28日 AFP】テクノロジー界の億万長者、イーロン・マスク(Elon Musk)氏率いる宇宙開発企業スペースX(SpaceX)が地球上空の低軌道に数千もの衛星を打ち上げることは、宇宙の「事実上の独占」となる恐れがあると、競合する欧州宇宙産業大手アリアンスペース(Arianespace)のステファン・イズラエル(Stephane Israel)最高経営責任者(CEO)が警告した。 多数の小型衛星を宇宙に展開してブロードバンドインターネットサービスを提供しようとするマスク氏の「スターリンク(Starlink)」計画は、宇宙からのブロードバンド提供について先ごろ米連邦通信委員会(FCC)

                                                                          スペースX、低軌道「独占」か 競合他社が懸念
                                                                        • ビットコイン、初の6万ドル突破

                                                                          【3月14日 AFP】暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(Bitcoin)の価格が13日、初めて6万ドルを超えた。専門家らは、米国での新型コロナウイルス景気刺激策が、世界一の人気仮想通貨に成長したビットコインの記録的な高値を後押ししたと話している。 【関連記事】ビデオグラフィック:ビットコインの世界 仮想通貨の情報サイト「コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)」によると、ビットコインはグリニッジ標準時13日午後0時34分(日本時間同9時34分)に6万197ドルをつけた。 ビットコインは昨年12月に2万ドルをつけており、3か月間で約3倍の上昇を記録した。 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領が推進し先週成立した1兆9000億ドル(約210兆円)規模の新型コロナウイルス経済対策は、年収7万5000ドル(約820万円)までの個人に1400ドル(約15万円)を直接給付するこ

                                                                            ビットコイン、初の6万ドル突破
                                                                          • マクロン氏、「アルキ」への冷遇を謝罪 アルジェリア戦争で仏に協力

                                                                            アルジェリア・アルジェ市内を行進する「アルキ」(1957年5月8日撮影、資料写真)。(c)Jacques GREVIN / INTERCONTINENTALE / AFP 【9月20日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は20日、フランスの植民地だったアルジェリアの国民が独立を求めて戦った1954~62年のアルジェリア戦争で、フランス側に協力したアルジェリア人兵士「アルキ(Harki)」を冷遇したことについて、国家を代表して謝罪した。 アルジェリア戦争では、現地の20万人以上がフランス軍に協力して独立勢力と戦った。しかし終戦時、フランス政府は保護を約束していたアルキをアルジェリアに置き去りにした。 取り残されたアルキの多くは、独立後のアルジェリアで報復の対象となり虐殺された。フランスに逃れることができた人々について、政府は当初、滞在資格を否定。

                                                                              マクロン氏、「アルキ」への冷遇を謝罪 アルジェリア戦争で仏に協力
                                                                            • フィリピンで火山噴火、有害ガス発生 2000人超が避難

                                                                              噴火するフィリピン・バタンガス州のタール火山。フィリピン火山地震研究所提供の動画より(2021年7月1日撮影、3日公開)。(c)AFP PHOTO / PHILIPPINE INSTITUTE OF VOLCANOLOGY AND SEISMOLOGY-DEPARTMENT OF SCIENCE AND TECHNOLOGY (PHIVOLCS-DOST) 【7月3日 AFP】フィリピン当局は3日、首都マニラから南に50キロのタール(Taal)火山が噴火したことを受け、住民2000人以上が避難したと明らかにした。マニラや近郊の町の上空には有害なガスが充満しているという。 風光明媚(めいび)な湖の景色で知られるタール火山だが、ここ数日は継続的に二酸化硫黄を噴出。マニラ市内や周辺の複数の州の上空には濃霧が発生し、健康への影響が懸念されている。 地元災害当局のジョセリート・カストロ(Joseli

                                                                                フィリピンで火山噴火、有害ガス発生 2000人超が避難
                                                                              • 10日間で建設の新病院、中国軍に引き渡し 3日に稼働へ

                                                                                【2月2日 AFP】新型コロナウイルスの流行の中心地となっている中国中部・湖北(Hubei)省の省都・武漢(Wuhan)で2日、わずか10日間で建設が進められていた仮設病院が完成に近付き、中国軍に管轄権が引き渡された。 国営メディアによると、「火神山(Fire God Mountain)」と名付けられた病院は、着工からわずか10日後の3日に患者を受け入れ始める。ベッド数1000床で、軍の衛生要員約1400人が患者の治療に当たるという。 国営・新華社(Xinhua)通信は、スタッフの多くが2002~03年に中国本土と香港で650人近い死者を出した重症急性呼吸器症候群(SARS)の防疫に携わったことがあると伝えている。 この病院は、武漢市内の医療施設が患者たちであふれた状況を緩和するために当局が建設を決定した仮設病院のうちの一つ。 人口1100万人の武漢市は1週間超にわたって封鎖状態に置かれて

                                                                                  10日間で建設の新病院、中国軍に引き渡し 3日に稼働へ
                                                                                • 70年で子ども推定3000人超が性的虐待被害、仏カトリック教会

                                                                                  仏パリ郊外の教会でミサに参加する人々(2020年5月23日撮影)。(c)STEPHANE DE SAKUTIN / AFP 【6月18日 AFP】フランスのカトリック教会で1950年以降、少なくとも3000人の子どもたちが性的虐待の被害を受けたとする推計結果が、17日に明らかになった。司教らの要請に応じて設立された調査委員会が公表した。実際の被害者数は、これよりはるかに多い可能性があるという。 ジャンマルク・ソーブ(Jean-Marc Sauve)委員長によると、推定約1500人の聖職者や他の教会関係者が虐待に及んだという。 委員会は昨年6月、フランスや海外のカトリック教会で児童性的虐待の発覚が相次いだことを受けて、仏司教らが要請し設立された。 ソーブ委員長はビデオ会見で報道陣に対し、被害者に申し出るよう求めたホットラインには、過去1年間で5300件の報告が寄せられたと述べた。過去70年間

                                                                                    70年で子ども推定3000人超が性的虐待被害、仏カトリック教会

                                                                                  新着記事