【最初から読む】 「新幹線函館駅乗り入れ」計画に無理はないか? 調査報告を読み解いてみた 前の記事で、北海道新幹線の函館駅乗り入れ(函館新幹線)計画について、調査報告書の概要を読み解いてきました。 報告書の要点をもう一度まとめると、以下のようになります。 画像:「新幹線等の函館駅乗り入れに関する調査業務調査報告書」 「函館新幹線」計画の要点 ・上り線を三線軌に。 ・車両を複電圧対応に。 ・新幹線停車駅は五稜郭と函館。 ・列車はフル10両、フル7+3両、フル7両+ミニ3両、ミニ10両、ミニ7両を想定。 ・運行パターンは、東京、札幌それぞれ直通と、札幌のみ直通を想定。 ・東京直通5往復、札幌直通8往復程度を想定。 ・時短効果は9分。 ・整備費は157~169億、経済効果は114~141億円。 ・車両費は別途。 ・事業は上下分離、上下一体ともに想定。JR北海道に委託することも想定。 ・単年度収支