まるでそこだけ時が止まったかのようなレトロな建物が京都大(京都市左京区)のすぐ近くにある。「白亜荘」という何とも神秘的な響きの2階建て木造アパートは今も現役。一般居住者だけでなく、個性的な出版社や古書店が入居している。この建物がまとう不思議な魅力に引かれた人々が来歴を調べた。すると元々は教会の寄宿舎で、100年以上の歴史を持つことが分かった。知られざる京都の「近代建築」の世紀を超えた歩みが姿を現しつつある。 【写真】こんな外観です…実はすごい建築家が作っていました 約150坪の敷地に立つ白亜荘。玄関を入るとすぐの場所には、いすが3脚置かれ、明治・大正期の学生寮の趣が漂う。昼間でも薄暗い廊下を進むと両側に個室の扉が並ぶ。1階には10室と、共用部分として台所や洗面所がある。階段は2カ所にある。2階には個室13室。個室の広さは4畳半~6畳で、家賃は2万円台という。所有者によると「空き室が出るとす
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