ネイマールとバルセロナの密約については、これまでに何度もメディアを騒がせてきた。しかし、今回、スペイン紙のスポルトはブラジルの全国紙エスタード・デ・サンパウロ紙との共同取材により、ネイマールは2012年11月、クラブワールドカップ(W杯)の直前に日本でネイマールの弁護士とバルセロナの弁護団が会合を持ち、FIFA(国際サッカー連盟)の規定違反にならないようにスポーツ契約でなく民事契約をしていた事実をスクープした。 ネイマールのバルセロナ移籍にまつわる話はこれまでもいろいろ出てきた。それを、時系列で見てみよう。 さかのぼること11年9月、サンパウロ市のエスタード・デ・サンパウロ紙のルイス・モナコ記者が、サントスFCとネイマールとバルセロナの3者は13年7月に移籍することで内々に合意に達したとスクープした。 当時、バルセロナのフットボール部ディレクターのラウール・サンジェイが、ブラジルに来てネイ