【東京】政府は12日の閣議で、1952年のサンフランシスコ講和条約発効が「主権回復の日」に当たるとして、61年を迎える4月28日に、政府主催の式典を都内の憲政記念館で開くことを決定した。 自民党が昨年の衆院選公約に掲げ、実現を目指していた。沖縄を日本から分離して条約が発効した4月28日は県内で「屈辱の日」と呼ばれており、県議会の野党・中立会派が中止を求める抗議決議提出に動くなど、反発の声が強まっている。 政府は式典の準備室を官邸に設置。沖縄を含む都道府県知事らにも出席を要請する方針だ。式典には天皇、皇后両陛下も出席する。お言葉については調整中。 安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、県内からの反発に「沖縄の皆さんに説明を尽くしたい」と述べ、式典の意義などを県側に説明し、理解を得る意向を示した。 さらに「まず独立を回復しなければ(沖縄返還に向け)米国と交渉することもかなわなかった。苦渋の判
集じん機内、酸素わずか 美濃市の工場3人死亡 2013年03月13日10:40 作業員3人が倒れていた、木材加工場の集じん用のダクト付近を調べる警察官ら=美濃市で共同通信社ヘリから ◆社員、次々倒れる 点検のため集じん機に入った社員3人が、次々と倒れ死亡した美濃市富野の木材加工会社「ウッドテック」の工場。12日、田畑に囲まれた静かな住宅地近くに建つ工場は、物々しい雰囲気に包まれた。3人が見つかった集じん機内は酸素濃度が大気の半分の約10%。中で何があったのか。従業員は「現場の様子は分からない」とろうばいするばかりだった。 工場内で出る木くずを吸い込むパイプから出た煙が異変を知らせた。3人はその元をたどろうとしたのだろうか。 まずダクトに入ったのは、石神嘉寿さん(70)と日比野公貞さん(34)。細長い円筒状のダクトの中を進んだ。ところがここで事態が急転。2人から助けを求める声が上がり、武田洋
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