豆腐料理の「空野 恵比寿店」へ。 ビジネス誌でも紹介されていた人気店だそうで、「席で仕上げる豆腐」が名物なのだとか。 恵比寿駅東口を降り、五叉路のほうへ。写真に写っている左側は、まっすぐ行くとキムカツさんなどがある道。そちらではなく、右手の小道を進んでいく。実は真ん中に「とうふ」という行灯が掲げられている。 外観のおしゃれな佇まいを裏切らない、薄暗くて雰囲気のある内観だった。ひとつひとつのテーブルが広くて居心地がよい。 まずは名物・できたて豆腐を お店のウリは、座席で完成させる「空野豆腐(大:3~4名様 1,200円/小:2名様 900円)」。席に運ばれたこの時点では、まだ十勝産大豆を使用した「豆乳」の状態。これを火にかけ、天然にがりでよせて豆腐にするのだ。 とうふを運んでくれたスタッフさんがスッとフタを閉じ、火をつける。 「けっして開けないでくださいね」 鶴の恩返し、否、大豆の恩返し……