各国のパスポートと、査証申請書類。ロシア・モスクワで(2014年7月31日撮影、資料写真)。(c)AFP 【6月3日 AFP】米政府が、入国査証(ビザ)発給に必要な審査手続き厳格化の一環として、一部の申請者を対象に交流サイト(SNS)上で使用している氏名(ハンドル名)の開示を含む一連の強化策を導入したことが分かった。 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は3月6日に出した覚書で、過激派の入国を阻止するための入国審査厳格化を命じていた。匿名を条件にAFPの取材に応じた米国務省当局者によると、一連の審査強化策は危険があると判断された渡航者を対象に、先月25日に施行された。 同当局者によると、査証申請者が「より厳格な国家安全保障審査」を必要とすると判断された場合、在外公館の職員は追加情報を要求することが可能となる。「このような査証申請者は、ソーシャルメディアのハンドル名や、以前所