去る09年7月16日のトムラウシ山での遭難事故で亡くなられた方へ心よりご冥福をお祈りいたします。 はじめてご訪問の方はこちら(自己紹介および投稿リスト等)をご覧ください。
先日、購入した ISBN:4166605240:detail を読み終えたので、教育分野に限って少し感想などを書いてみる。 まず、安倍氏は、 一九八〇年代、イギリスのサッチャー首相は、サッチャー改革と呼ばれたドラスティックな社会改革をおこなった。イギリス社会には、大きな軋轢を生じさせたが、それは、よりよき未来へむけた、いわば創造的破壊だった。 わたしたちはこの構造改革を、金融ビックバンに象徴される、民営化と市場化の成功例ととらえているはずだ。しかしそればかりではなかった。じつは、サッチャー首相は、イギリス人の精神、とりわけ若者の精神を鍛えなおすという、びっくりするような意識改革をおこなっているのである。それは、壮大な教育改革であった。 と述べている。しかし、その認識は間違っている。大田直子「イギリス新労働党の教育改革‐装置としての「品質保証国家」」『教育学年報』9号 2002年のなかで大田
2006年09月11日14:30 カテゴリ書評/画評/品評 憲法は世界遺産であってはならない 実に面白い対談である。読むだけの価値はある。 憲法第九条を世界遺産に 太田光 / 中沢新一 もっとも、私の意見は正反対なのだが。 「憲法第九条を世界遺産に」というが、ある意味、憲法の「世界遺産化」はなされてしまっている。この憲法は施行以来一度も改訂されていない。第九条だけではない。その試みはなんどかあったが、何度も流れてしまった。流れた理由として、第九条の存在は大きいだろう。 その結果どうなったか?この国では下位の法がどんどん憲法をバイパスし、「超法規的存在」が当たり前になってしまったのだ。何も自衛隊だけではない。憲法21条対刑法175条をはじめ、日本には憲法をないがしろにした法律に事欠かない。また一般の裁判でも、憲法をタテにとって争った裁判で勝つのは非常に稀で、「憲法に頼ったら負けだと思っている
論談:記者倶楽部 http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0609/060906-3.html 確かにそんなことを言っていたような、と微かな記憶があるのだけど、人間の記憶は曖昧なもので、はっきりとは思い出せない。 半昔前なら、当時のテキストを集めるだけで一苦労だったけど、検索エンジンとblogのお陰で4分かからなかった。google万歳。 <市田氏は、安倍晋三官房長官が自民党幹事長代理当時、堀江被告の“錬金術”について「小泉内閣が構造改革をすすめなければ堀江氏は出てこなかった」と持ち上げていたことや、…=http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-05/2006090502_02_0.html> <安倍氏は堀江被告がマスコミでもてはやされ、衆院選出馬が取りざたされていた昨年八月十七日、「小泉内閣が構造改革を進めなけれ
次期首相と目されている安倍晋三議員ですが、そのブレーンについては少々考え直した方がよいかもしれません。 産経新聞によれば、安倍氏側近の下村博文衆院議員は、 例えば、子供たちに、1人で生きているのではなく、社会みんなで助け合って生きているのだと実体験してもらうために、奉仕活動、ボランティア活動を必修化しようという案がある。と仰っているとのことなのですが、「子供たちに、1人で生きているのではなく、社会みんなで助け合って生きているのだと実体験してもらうため」という主観的な理由というのは、数ヶ月間の強制労働を憲法上正当化するには弱すぎるように思います。 また、 それから、駄目な教師は辞めさせる。一方で、いい先生の待遇をよくするという体系に変える。親が学校に期待しているのは、いい先生だ。とのことです。ただ、官邸が考える「いい先生」と親が期待している「いい先生」との間にはかなりの開きがありそうな気がし
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