英: Federated identityは、 複数の組織(情報システムの管理範囲)にまたがって利用できるようにしたアイデンティティ情報である。 いわば「連合した組織にまたがって用いられるデジタルアイデンティティ」もしくは「連邦化対応の(federated)デジタルアイデンティティ」であるが、定着した訳語は無い。 具体的には、ある組織の情報システムを利用できるユーザを、連邦化された別の組織においても利用できるようにユーザ認証の機能が連携するようにするほか、求めに応じて属性情報を送信できるようにする。 アイデンティティ情報の集中管理は、同じネットワーク内(あるいは同じ管理ドメイン下)でアクセスするユーザやシステムについて、情報セキュリティを確保するために行われる。 しかし、ユーザが外部のシステムにアクセスすることが多くなり、外部のユーザが内部システムにアクセスすることも多くなってきた。 この