序文について ― 〈始まり〉とは何か(1982年) 2006年04月03日 書店ではなかなか手に入らなくなった私の著書『書物の時間』(行路社 1989年12月15日刊) ― この著作は私の精神や思考の、つまりはBLOG『芦田の毎日』の源泉です ― を今後徐々にこのBLOG『芦田の毎日』でも読めるように公開していきます。 ※BLOG版『書物の時間』への註 1)原書にあるドイツ語表記は英語表記に変更されています。またフランス語表記におけるアクサンなどはすべて省略されています。 2)原書にある傍点はすべて(残念ながら)捨象されています。 3)括弧類(《》〈〉“”)の表記についても、原書に一部変更を加えています。 4)読みやすさを考慮して、原書の段落区切りをさらに分割し、改行しています。 5)句読法の修正を中心に一部文章を読みやすく変更しています。 公開の順序は、まず著作の序文である、私が28歳の