今年、間違いなく自分の中でトップ街道を爆走している超絶マンガ家が、吉富昭仁先生です。 今までも「EAT−MAN」や「RAY」などの傑作を生んでいますが、現在はマガジンZで「連人ツレビト」とチャンピオンREDで「BLUE DROP〜天使の僕ら〜」を連載しています。 これがまた、両極端で面白いんですよ。 「連人ツレビト」は死者を導く人の話で、テーマは死。タナトス。 「BLUE DROP〜天使の僕ら〜」は、とにかく歪んだ性がテーマで、エロス。 空間の魔術師的な背景の描きこみと、イキイキとしていながらどこか死のにおいをただよわせるキャラ(特に女の子)が魅力のマンガ家さんなのです。もうイチオシ。 はて、どちらも猛烈に今話が展開していて面白いのですが、その中でも「BLUE DROP〜天使の僕ら〜」の方が非常に特殊な展開を見せているので、ちょっと紹介してみたいと思います。 ●今までのあらすじ● 性という