日本企業が韓国を撤退した三つの理由(「朝鮮日報」09/03/13) 「日本企業の韓国撤退は、韓国企業の無謀とも思えるほどの素早い経営判断、企業経営者間における信頼関係の欠如、強硬な労組が理由」韓国に進出した日本企業で成功例に数えられる繊維大手東レの榊原定征社長は12日、在日韓国大使館と毎日新聞の共催で東京で開かれた「李明博(イ・ミョンバク)政権発足1周年記念シンポジウム」に出席し、日本企業が1960年代から70年代にかけて韓国に進出しながらも、大半が撤退した理由をこう説明した。 榊原社長は「韓国人の気質は『パルリパルリ(早く早く)』で短期的な利益にこだわり、経営判断も日本企業の立場からすると無謀に見えるほど速かった。結果的に大々的な設備拡充という韓国側の判断が正しかった面もあるが、当時は事あるたびに衝突していた」と振り返った。 榊原社長は、韓国での事業パートナーだったコーロン、サムスンなど