これは、基本的には自分へのメモ用に書く記事です。忘れないようにしようと思って。 でも、もしかしていつか誰かの役に立つかもしれないので、 ここに書きとめておくことにします。 ---------------------------------- 今回の旅で一番強烈に印象に残ったのは、 熊野本宮大社と大斎原(おおゆのはら)に行ったときのことでした。 たぶん僕は、この体験をするために、今回熊野へ来たんだろうな、と思えるくらい。 熊野本宮大社へは、僕は、1泊2日で歩いて行きました。 紀伊田辺辺りから本宮への道は、「中辺路(なかへち)」と呼ばれています。 この中辺路は、その昔、「熊野の聖域」と捉えられていました。 熊野は「浄土」つまりあの世であり、 本宮へ参るということは、儀礼的に、一度浄土への道を辿って(つまり死んで)再び現世へ戻ってくる、という意味があったそうです。 昔は、本宮へお参りする人は、こ
