技術を武器に、世界で通用するサービスを作りたい プリファード・インフラストラクチャー社長 西川徹氏(前編) 東京大学本郷キャンパス近くにプリファード・インフラストラクチャー、通称PFIのオフィスはある。「この前までは社員が6人も入ったらいっぱいの小さなところだったんですが、社員も増えたので移転しました」と、25歳の若き社長西川徹氏は笑う。 10名いる同社のメンバーは全員、東大か京大の卒業生か在学中。最年少は22歳で大学院生、最年長でも25歳という若い会社だ。しかし、この会社にはすごい技術と夢があった。全文検索エンジン「Sedue」、連想検索エンジン「reflexa」など、プログラミング技術を活かしたサービスを次々に生み出し続けている。社員は全員技術者のベンチャー企業、PFIのできた理由や技術にかける夢を社長の西川徹氏に聞いた。 ● コンピュータ漬けだった小中高時代 小学校4年生の頃、機械好