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2021年5月24日のブックマーク (1件)

  • クラス:お茶くみがLv.99になった

    私のなかの管理者風の声がアナウンスした。 雑然としたオフィス内にその声は響かない。 スキルは様々。 毒入り抹茶Lv.10、フェミ隠しLv.5、鼻くそ弾Lv.20、茶柱Lv.55、茶柱手裏剣Lv.15、応接スマイルLv.0(固定)、灰皿クリーナーLv.20、給湯座談会Lv.98、陰口Lv.70、観葉植物への水やりLv.30、ゴミ箱のビニール交換Lv.10、辞表の理(ことわり)Lv.60。 ちなみに鼻くそのスキルレベルが低いのは、自分自身相手のお茶に鼻くそを入れることに生理的嫌悪があるからだ。 それでもLv.20まで上がってしまった。 高圧的な取引先に対して茶柱手裏剣を見舞って転倒させたこともある。 応接スマイルの一撃でフォローすることは忘れなかった。 あるひ、イケメン上司のNくんがお茶くみを頼んできた。 私はフェミだけどイケメンは別口だ。イケメンなら最悪服従してもいい。 そう思っているせいで

    クラス:お茶くみがLv.99になった
    nezime
    nezime 2021/05/24
    異世界だったら最強だった