インフルエンザの予防効果などをうたった「家庭用オゾン発生器」による健康被害が相次いでいることが27日、国民生活センターの調べで分かった。センターは厚生労働省にメーカーへの指導を求めるとともに、「専門知識のない人は購入を避けた方がよい」と呼びかけている。 家庭用オゾン発生器は酸化力の強いオゾンの脱臭、除菌効果を利用し、空気清浄機などの形で通販や訪問販売で多く売られている。しかし、一定量以上のオゾンを浴びると、ぜんそくや呼吸困難などの症状が表れ、死亡の危険もあるという。 5年間で410件の相談が寄せられ、うち13件では健康被害が起きていた。 【関連記事】 ・ 「生焼けで返すぞ」悪徳ペット火葬業者トラブル急増! ・ 涼しい夏始めました ひんやりグッズで快眠…でも過信禁物 ・ マイホームが危ない! 住宅ローンの相談が“激増” ・ 傘ホルダー、傘が外れて大けがも 注意呼び掛け ・ 「