24日午前10時40分頃、大阪市住之江区御崎5、市立清江小学校(屋麻戸(やまと)浩校長、児童数253人)から「4階の理科室で爆発音があり、煙が出ている」と119番があった。 消防車34台が出動。4階建て校舎4階にある理科室の隣の理科準備室が燃えており、同室約30平方メートルを全焼したほか、理科室の壁や廊下約20平方メートルも燃え、1時間10分後に消えた。 同校によると、出火当時は休み時間で、児童、教職員は理科室付近におらず、けが人はなかった。全児童は、校庭に集まった後、学校北側の市営住宅集会所に一時避難した。 住之江署や市教委によると、午前10時30分まで、4年の児童が、理科室で、カセットコンロで湯を沸かして冷まし、温度の変化を観察する実験をしていた。授業が終わり、準備室に実験器具を片づけた直後、準備室内で爆発が起きたという。