印刷 西アフリカ・マリの首都バマコで軍部隊がクーデターを起こした。AFP通信などによると、部隊は22日、国家権力を握り、憲法を停止したと国営テレビで表明した。国民に無期限の外出禁止令を出す一方、新たな大統領が民主的に選ばれ、国の調和が戻れば権力を移譲するとしている。 反乱軍はクーデターの理由として、北部での遊牧民トゥアレグ人の反政府勢力との戦闘が泥沼化していることを上げ、政権を「無能」と断じた。前日に大統領府を武力で制圧し、外相や内相など複数の閣僚を拘束。トゥーレ大統領は銃撃戦が始まってから脱出したとみられる。 購読されている方は、続きをご覧いただけます