1冊100円であなたの本を代わりにスキャンしてくれるサービス、“BOOKSCAN”。この画期的なサービスについて漫画家の須賀原洋行氏がブログで異議を唱えているのだが、何度読んでも違和感をぬぐえない。 この話は「ブックスキャン?何考えてんだ!」、「本のスキャン代行サービス『BOOKSCAN』に漫画家が激怒。でもちょっと勘違いしている?」、「BOOKSCANってそんな立派な業者なの?」と対話を続けているかたちだが、ようやくこの異議に対する答えが出た。 漫画家は“BOOKSCAN”恐怖症に陥っている。 須賀原氏は、“BOOKSCAN”恐怖症にかかっている。正確には“BOOKSCAN”恐怖症というよりもインターネット上で流通しているマンガをコピーした違法データに対する恐怖なのだが、これを“BOOKSCAN”に押しつけているのだ。 これは漫画家だけではなく海賊版を毛嫌いする一般のユーザーも陥っており