2008年7月31日のブックマーク (2件)

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 「インフォコモンズ」(佐々木俊尚著)の読み方

    わたしの会社に対する帰属意識が薄れてきたのは、いつからだろう。10年ほど前は自分のアイデンティティの中核をなしていたのが、自分の職業であり、自分の会社だった。同僚と酒をくみ交わしジャーナリズムに関する議論を繰り返すことが、何よりも楽しかった。 今は同じ会社の人や業界関係者と飲みに行くことはほとんどない。昼もほとんど毎日一人でべる。仕事で修羅場を一緒にくぐり抜けた先輩や仲間は、一人また一人といなくなり、会社に友と呼べる人がほとんどいなくなった。 どうしてこうなったのだろう。よく分からない。自称「大物ジャーナリスト」に幻滅したからなのかもしれない。ジャーナリズムを語ることに興味を失ったからからなのかもしれない。 自分のアイデンティティの核が一つなくなったのである。家族というアイデンティティの核が残ったのでなんとか心の平安を保てたが、それにしても大きな喪失感、不安感、孤独感をここ何年かで

    mshouji
    mshouji 2008/07/31
    職業という1つの共同体を失ったつらさに比べれば、SNSに加入する面倒さなど、何の問題でもなかった。
  • 佐々木俊尚氏著『インフォコモンズ』を読んでみた - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■著作を読んだ第一印象 佐々木俊尚氏の著作を読んでいつも感じるのは、この人が当に生真面目な人だということだ。どんな論考もきちんと積み上げて、誰でも議論に入って行く入り口をつくってくれる。そのおかげで、初めて佐々木氏のを読む人でも、注意深く階段を上るように読んで行くと、うっすらとかもしれないが、佐々木氏が何を問題とし、どのような考察を与え、どのような結論と展望を持っているのかを把握することができる。最新の著作である、『インフォコモンズ』もやはりそのようにきちんと構築された佐々木ワールドである。 インフォコモンズ (講談社BIZ) 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/07/17メディア: 単行購入: 3人 クリック: 109回この商品を含むブログ (40件) を見る 但し、今回は議題の質的な難しさ、ことによると哲学的な困難さを伴う議題ということもあり、途中か

    佐々木俊尚氏著『インフォコモンズ』を読んでみた - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    mshouji
    mshouji 2008/07/31
    過剰な情報量による『多数決モデル』の破綻、およびそもそも多数決では解決しない問題の存在。