中国のキリスト教徒約200人が、南アフリカでのキリスト教関連の会合に出席しようとしたところ、中国当局に妨害され出国できなかったことが分かった。16日付の香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが伝えた。 同紙によると、この約200人は中国で非公認の教会の牧師ら。当局者に会合に参加しないよう脅され、パスポートを取り上げられたほか、出発前に身柄を拘束された人もいるという。 会合は16日から25日まで。会合の内容と妨害との関連は不明だが、中国では当局が公認した教会以外は非合法組織とみなされ、活動が原則的に禁じられている。(共同)