日本の高等教育における一般教育もアメリカのgeneral educationに由来するが、本来、general educationは内容的に「高等普通教育」といった訳を当てるべきところを「一般教育」と訳されたため日本では専門教育の対立概念の意味合いが強くなったといわれている[2]。 一般教育(いっぱんきょういく)とは普遍性を理念とする教育を指す。一般教育は、人文科学、社会科学、自然科学などの基礎科学を基本に総合科学、応用科学など、主題的なテーマを扱う。一般的には、大学(短期大学を含む。以下同じ)などの高等教育に関する概念として用いられている。一般教育は幅広く物事を身につけ、それを深く人生に生かそうとする教養の概念にも通じ、人間のための基礎的、基本的な教育である。 なお、小学校などの初等教育、中学校・高等学校などの中等教育として行われるものについては普通教育と呼ぶが、それらは学習指導要領に基