人手不足問題への対応策としても注目されるドローンについて、日本でも普及を目指す動きがあるが、スイスではドローンの開発や実験が盛んに行われ、先進国とされている。日本とスイスの違いは規制の強さにあった。 物流や農業、警備、災害支援など、幅広い分野で活躍の場が広がっている小型無人機ドローン。深刻な人手不足への対応策としても期待されており、「『空の産業革命』をもたらす」との声も上がる。日本でも普及を後押しする動きが出ているが、中でも、アルプスなどの雄大な自然や美しい町並みで知られる中央ヨーロッパのスイスは、ドローン開発で最先端を走る「ドローン先進国」。日本との違いはどこにあるのか。(松崎翼)