中国の新型肺炎患者300人超 春節連休、感染の拡大必至―海外旅行先トップは日本 2020年01月22日00時40分 21日、北京の鉄道駅で、春節を祝うために帰省する人々(AFP時事) 【北京時事】中国で多発している新型のコロナウイルスによる肺炎の患者数は300人を超え、「ヒトからヒトへの感染」が確認されたことで、帰省や旅行などで大勢の人が移動する24日からの春節(旧正月)連休中に、感染の拡大が避けられない見通しだ。ネット旅行代理店中国最大手・携程(シートリップ)がまとめた春節の海外旅行先ランキングでは日本が第1位だった。 新型肺炎「一層の警戒を」 関係閣僚会議で安倍首相 中国国家衛生健康委員会は21日、新型肺炎の国内患者数が同日午前0時(日本時間同1時)までに291人に達したと発表した。武漢市を含む湖北省で72人増え、同省の累計患者は270人。ほかは北京市5人、上海市2人、広東省14人。同