社会現象を巻き起こしたスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」が、国内配信開始から22日で3か月を迎える。 マンネリによる人気の陰りが指摘される一方、スマホゲームになじみのなかった中高年齢層を取り込んでいる。 社会問題も指摘されたポケモンGOは、配信当初の熱狂ぶりが落ち着きつつある。調査会社・ヴァリューズの推計では、1か月に1回以上ゲームを開いた利用者は7月の1100万人から、9月は761万人に減った。 ただ、年齢区分でみると、20歳代の割合が低下したのに対し、30~50歳代が57・1%から60・5%に増え、60歳以上も5%強を占める。楽天証券の今中能夫アナリストは「自分のペースでのんびりと遊べるところが、大人に受け入れられたのではないか」と話す。