ロンドン五輪のエジプト選手団に偽物のスポーツ用具が提供されていたことが発覚し、エジプト国家スポーツ評議会は新たに本物の用具の支給を決めた。 政府系紙アルアハラム(電子版)が27日伝えた。 シンクロナイズドスイミング代表が簡易ブログ「ツイッター」で、ナイキと大きなロゴの入ったバッグに、アディダスのファスナーが付いているとつぶやいたのが発端。 エジプト・オリンピック委員会のアリ委員長は「エジプトの(厳しい)経済状況」を理由に中国の業者と契約を結ばざるを得なかったと述べ、偽物と知っていたことを暗に認めた。国家スポーツ評議会は、アリ委員長から事情聴取するという。(時事)