お酒が好きな人にとって、ビールは疲れた心と体に心地良い清涼感をもたらしてくれる飲み物。軽い口当たりと爽やかな喉越しに、つい流し込むペースも早くなってしまうのだが、英国ではそんな勢いでは決して飲めない新たなビールが開発され、話題を呼んでいる。26歳の若き経営者2人が営む醸造所が作り出したというビールは、その名も「アルマゲドン」。アルコール度数は65%、現時点で恐らく“世界一強いビール”だ。 英紙デイリー・メールや英放送局STVなどによると、「アルマゲドン」を生産しているのはスコットランド地方アバティーンシャー州のビール醸造所、ブリュー・マイスター。経営者の1人ルイス・シャンドさんは、より冒険的な製品作りにトライしてみるという「単純な考え」から、アルマゲドン開発のきっかけが生まれたと話している。 一般的に販売されているビールの場合、麦芽などの原料から煮出してできる麦汁に酵母菌を加え、低温で発酵