Lesson506 選択権が降りてきた 2 先日、ある人に、 わだかまっていた想いを伝えた。 「あなたの行為を、 私は、ちょっと失礼に感じている。 これまで、言わずにきたのだけれど、 ささいなことだけれど、 あなたの失礼が、私は哀しい」と。 相手は、予想以上に、 しっかりと受け止めてくれ、 非礼を詫び、 お詫びにご馳走したいとまで 言ってくれた。 つながった! よかった! こんなに潔く、認めてくれる人も なかなかいない。 相手には、ほんとうに感謝している。 でも、失礼を感じているときに、 相手に失礼だとは、 なかなか言えないものだ。 たとえばこんなとき、 あなたならどうするだろう? 新婚で、奥さんが おいしい手料理をつくって待っている。 さあ、帰ろうというとき、 泣き顔の後輩から、 相談にのってくれと頼まれる。 しぶしぶ家に、「ごはんはいらない」と電話、 落胆する妻。 それから深夜まで、飲