先日のエントリ「日本語で上手な文章を書くには:10の「べからず」」には多くの反響があり驚きを隠せないでいる。はてなブックマークを見ると500を超えるブックマーカーたちに注目されたようだが、多くの者が[ネタ]とか[neta]などのタグを付けており、正直なところ私の意図が正確に伝わったのかどうか、不安に思う気持ちもなくはない。私は何もこうしたブックマーカーたちを糾弾しようとするものではないのだが、しかしながら、やはりこれはどうかと思う気持ちも一方ではあるのである。甚だしくは山本七平だのイザヤ・ベンダサンだの清水義範だのエイプリルフールだの[あとで読む]だのを持ち出すものもおり、うまくいえないのだが、これも時代というものであろうかと思い、またこうしたコメントをつける人が育った環境といったものの影響も少しはあるのだろうか。しかしまた一方ではこれがいわゆるウェブ2.0というものなのであろうと妙に得心