スバルは2018年の八甲田山越えに続いて、今年は出羽三山の豪雪地帯を横断するアドベンチャー試乗会を開催した。 スバルにしてみれば「リアルワールドでスバルの『安心と愉しさ』を体感して欲しい」と言う思惑なのだろうが、それはそれとして、昨今のスバルを巡る状況下で、「乗ってみた。良かった。楽しかった」と書いて終われるとも思えない。 スバルが相次いで不祥事を引き起こす原因は一体何なのか? 読者の方々は書き手がそれにどう対峙するのかを見逃さないだろう。スバルのためにも、スバルの何が問題なのかきちんと書くべきだろうと思う。スバルファンからの反発は強いと思う。筆者が常に正しいなどと思い上がるつもりはない。ただ、日々の取材の中で、あるいはクルマに触れて、感じることは多々ある。なので自分に最も適したやり方で、成すべきことを成そうと思う。一笑に付すのも参考にするのも読み手の自由だ。 メディアの不誠実 まずスバル