この連載では、「ダメに見せない説明術」を扱っている。前回は、一つめのダメ説明である「長い、細かい、テンポ悪すぎ」をテーマに取り上げた。10のダメ説明は以下の通りである。 「10のダメ説明」 長い、細かい、テンポ悪すぎ 論点不明、主旨不明、結論なし 抽象的、具体的でない、表面的 理由がない、何故?が満載、説明が不足 独りよがり、自分視点、自己中心 遅い、ぎりぎり、時間なし 理解が浅い、内容が陳腐、質問されると沈黙 先を読まない、場当たり的、その場しのぎ 思想がない、考えがない、自分がない 反論する、否定する、対立する 前回は、説明者と被説明者間に発生する「説明におけるコンフリクト」について、その意味と発生メカニズム、「コンフリクト」の解消策としての「要約」の事例を簡単に説明した。 今回もこの続きとして、「長い、細かい、テンポ悪すぎ」というダメ説明の改善策である「要約」をテーマとする。なお、筆
![どの上司にも通用する説明術(3)説明をすっきりさせる「要約話法」七つのポイント](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffanyv88.com%3A443%2Fhttps%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)