東日本大震災規模とされる平安時代の貞観(じょうがん)地震(869年)や関東直下型地震、東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和(にんな)地震など9世紀に起きた地震が、阪神大震災(平成7年)以降の地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の寒川(さんがわ)旭(あきら)・招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)の分析でわかった。近い将来に首都圏直下型や3連動型地震が起きる可能性が高いとの見解を示し、「千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。 寒川氏は、古代以降の文献史料とともに、各地の遺跡で発掘された地割れや液状化現象による噴砂などの地震痕跡を調査。9世紀前半に関東北部や東北などでマグニチュード(M)7前後の地震が相次いだ後、貞観地震が発生していることを確認した。 貞観地震は当時の歴史書「日本三代実録」に、「海は猛(たけ)り吼(ほ)え、津波が怒濤(どとう)の
「避難生活者には、『取り残された』と思い、孤独を感じている人が多い。とにかく話を聞いてもらえるだけでも嬉しい」 震災後、取材で現場を訪れた際に知り合った安井覚さんは、電話越しにこう話した。宮城県東松島市の自宅を失い、職場で寝泊まりする生活を送っている。 「最も望んでいるボランティアは」と問うと、「話し相手が欲しい」という答えが返ってきた。 阪神・淡路大震災を契機に発足した「週末ボランティア」代表の東條健司さんは、「現場では、まず『何かしてほしいことはないですか』と声をかけてあげてほしい」と述べる。これまでの経験から、被災者の「心のケア」がもっとも重要だという。 同団体は、主に神戸の被災者宅を訪問し、支援活動を行ってきた。活動は週末が中心で会社員の参加も多い。営業マンなど高いコミュニケーション力を持った人が活躍している。 有給休暇を取って被災地に駆けつけて数日間、塩釜市界隈でマイカーに寝泊ま
Tweet 被災地の仮設住宅で、傾聴ボランティアが活躍している。相手に寄り添い、ひたすら耳を傾けることで、被災者の不安や寂しさを和らげる。避難所から仮設住宅へ移るにつれ、これまで支え合ってきた地域住民が離れ離れになる例もあり、さらに入居希望者の約2割は一人暮らし。「聞く耳」の重要性は増している。阪神大震災で問題となった孤独死を防ぐためにも、活動の拡充が望まれている。 「丸をつけておかなきゃ」。陸前高田市気仙町の長部小の仮設住宅に入居している女性(74)は、待ち遠しそうにカレンダーの次回の傾聴の日に印を付けた。 盛岡市の傾聴ボランティアもりおか(藤原一高会長)の近谷進さん(65)が訪ねてきたこの日、女性は約1時間、幼少期の話や最近熱中している手芸のこと、震災の体験をとどまることなく話し続けた。「話を聞いてくれる人がいると楽しいんだなあと思った。知らない人ばかりだけど、見ず知らずの人も助けてく
August 2, 2011 「ミーハー」と「ファン」との断絶を埋めるには カテゴリ:カテゴリ未分類 旧聞になりますが、海外にいて聞き逃したメトの来日公演、渡欧中も帰国してからも、ずいぶんいろんな方の意見をききました。 活字で見たなかで興味深かったのは、世間ではおそらく「オペラ通」として通っているある女流作家のエッセイで、お目当てのソプラノとテノールのキャンセルでがっかりしたものの、「ラ・ボエーム」の代役のミミがとてもよかったので、「こっちのミミのほうがよかったね」と、負け惜しみ半分に友人たちと言い合った、という内容。 「代役のミミ」って、バルバラ・フリットリのことですよね?代役なんて失礼!といいたくなる現代最高のソプラノのひとりなのに。世の中で「オペラ通」と言われるひとでも、フリットリすら知らないのだ、と、妙に感じ入ってしまったのでした。 そのフリットリは、日本に着いてから最初の公演地の
2024/11/15 : SEISA Africa Asia Bridge 2024、記念すべき10回目を大盛況で締める!! 「全世界が集う学びの祭典会場に8,633人が、現在と未来のかけ橋になる」 テーマ「“知繋(ちけい)”=知ること、繋がること」を掲げ、アフリカ・アジアの各国とより深く繋がることやのSDGs具現化・世界平...続きはこちら 2024/11/02 : SEISA Africa Asia Bridge(SAAB)2024が外務省「TICAD9」パートナー事業に認定! 今回、第10回を数えるSEISAのフラッグシップ・イベント「SEISA Africa Asia Bridge(SAAB)2024」が、SEISA Africa Asia Bridge(SAAB)202...続きはこちら 2024/11/02 : SEISA Africa Asia Bridge(SAAB)202
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