大阪府では、電気自動車(EV)を核に産業振興を図るため「大阪EVアクションプログラム」の取組を進めているが、その一環として太陽光発電システムを併設した電気自動車用急速充電設備の設置に対する補助制度を創設した。府内の市町村、法人又は個人の事業者を対象に補助金交付の募集を行い、2010年1月19日に交付先と設置場所を発表した。 補助額は855万円(ただし、太陽光発電システムに係わる費用については350万円)を限度に、設置費用の全額。交付に当たっての条件は、2009年度中に設置を完了することと、大阪EVアクションプログラムをはじめとした府の施策への協力。急速充電設備は、8年以上・週5日以上・9時から17時以上の一般開放、原則として5年以上の充電料無料による提供(電気代を負担する)など。 補助金交付先は、コンビニエンスストア、ショッピングセンター、家電量販店、市民会館、市役所など9団体(10カ所)