【コラム】韓国電気自動車業界の将来 中国の自動車メーカーBYDは先月末、ドイツのダイムラー社と5対5の割合で6億人民元(約80億円)を投じ、合弁電気自動車メーカーを設立することで合意した。電気自動車分野で昨年5月のフォルクスワーゲンとの合弁に続く、世界的企業との二つ目の戦略的提携だ。今年4月には、家庭で充電して使える電気自動車e6の開発にも成功した。米誌「ビジネスウィーク」はBYDの電気自動車技術を高く評価し、先月には「未来の成長可能性が高い世界100大IT(情報技術)企業」1位に同社を選んだ。 日産自動車のカルロス・ゴーン会長は先月26日に米テキサス州で、「世界の電気自動車市場でトップになる」と宣言した。総額17億ドル(約1600億円)を投じ、テキサス州で電気自動車とバッテリーを製造する工場の建設をすでに開始しているが、この発言はその起工式での席で行われた。2012年から電気自動車「リー