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「国会議員に女性を増やすためのクオータ制に反対する人の中には、女性も少なからずいるんですよ。悩ましいです」という永田町方面の話を聞いた。「女性は、女性の味方ではないんですね…」と。 「女性は自分だけ」という特権 世間は「女の敵は女」とか「やっぱり男よりも女どうし」とか、なにかと性別で敵味方を分けたがるけど、性別に関係なく、世の中には自分と同じ苦労を味わう人を減らしたいと思う人と、みんなも自分と同じかそれ以上のひどい目にあえばいいと思う人がいる。 DUALを読んでいる女性の中には、総合職や管理職の人もいるだろう。男性と対等な待遇を得られる立場でありながら、暗黙のうちに「本気で対等だなんて思っていません」という踏み絵を踏まされたこともあると思う。その悔しさは私にも経験がある。いわゆる「24時間365日仕事最優先の男性だけがまともな人間」とされる組織の中で、女性であることは異端であり、それ故の苦
大阪市の鶴見緑地公園で1月下旬、竹30本が何者かに伐採される被害があった。市が発表し、警察が「犯人捜し」をする事態にまで発展したが、地元の小学4〜6年生6人が〝自供〟するという驚きの結末で幕を閉じた。理由は単なるいたずらかと思いきや、児童たちが口にしたのは「秘密基地作り」。公園関係者も「今どきそんな子供がいたなんて」とほほえましい表情で語る。子供時代、大人が知らない自分たちだけの秘密基地にあこがれた人も少なくないはず。ただ、近年は「危険だから」と子供たちだけで外で遊ばせない親も多く、緑も少ない都心部ではなおさら秘密基地は縁遠い話となった。子供にとって本当に大切なことは何か。大人たちも思わず考えさせられる騒動になった。(桑村朋) 白昼堂々「ギコギコ…」 「鶴見緑地内の竹の伐採被害について」 大阪市は1月26日、見慣れない報道資料を発表した。同市鶴見区の鶴見緑地公園内の「花の谷」にある竹林で2
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