貨幣の勉強会に参加していたころ、ゲゼルの減価貨幣という概念をあまりよく知らず腹落ちしていなかったのだが、直近の斉藤先生の本を読み直しながら改めて考えていたら(本書の意図とは違うかもしれないが)いろいろ思考が自走しだしたのでメモしておく。 信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来 (NextPublishing) 作者: 斉藤賢爾出版社/メーカー: インプレスR&D発売日: 2017/12/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る キモは次のようなデジタルトークンをうまく設計することだろう。 ・誰かがある社会課題の解決にいくらか貢献したという確認ができたら、それを記録するトークンが発行される ・その社会課題が解決したという確認がとれるまでトークンの額面価値は上がり、トークンの発行と蓄積が進む ・その社会課題が解決したという確認がとれるとトークンの価値が減少に転じ、社会に蓄積さ
