先週、AppleはWWDC(世界開発者会議)を開催し、iOS、OS X、WatchOSのそれぞれのメジャーバージョンアップについて発表した。多くの人がiOS9のiPadのマルチタスク機能、OS X El Capitanから搭載されるMetal Mac版のAPI、そしてWatchOS2.0のアプリのネイティブ化や時計盤面のカスタマイズが更に豊富になるなどの表面的な変化に印象を持ったに違いない。 iOSユーザのサーチ行動でGoogleをできるだけ回避 しかし上記の表面的なアップデート以外にも、よく観察してみると、Appleは今回のWWDCで発表したアップデートで、GoogleのサービスをAppleのエコシステムから”駆逐”しようとしていることがわかる。Googleはあくまでもネット上のサービスを主に提供する企業のため、GoogleにとってはiOSユーザも重要な顧客グループの1つだ。しかしApp