09年の中国ユニバーシアード冬季競技大会のフィギュアスケートで優勝した江南市出身の中野友加里さん(26)が17日、同市古知野町大塔の市立古知野南小学校で講演し、「夢はかなわなくても持ち続けて。私もそう思ってやってきた」と子どもたちに語りかけた。 「夢への架け橋 過去、現在、そして未来へ」と題して話した中野さんは「本当に懐かしい」と幼いころを振り返った。その後、小さいころからスケートを始めたことや、大きなリンクで視線を浴び、拍手を受けたことがうれしくてスケートを続けていてよかったなどと話した。大切にしている言葉を尋ねられると、「継続は力なり」と回答。「何かを続けるのは難しい。だが、くじけそうになっても負けないでほしい」と、あきらめないことの大切さを訴えた。【渡辺隆文】