私自身、どちらかというとツアー向きの社交的な性格だと思うのですが、それでもツアーに参戦して１〜２年は、自分の居場所がなかなか見つかりませんでした。自分も知られていないし、私も周りの選手を知らない。新しい選手というのは、その中に飛び込んでいかなくてはいけないのです。日常のあいさつから始まり、「一緒に練習しましょう」と声を掛け、一緒にご飯を食べに行くようになって、徐々にツアーでの居場所が確保できるようになりました。 また、私はシングルスのプライオリティが高かったからこそ、ダブルスをプレーするときはその時間を楽しく過ごしたいと思っていました。そこで、ツアーの中でも仲の良い選手と楽しい時間を過ごす、というのがダブルスのパートナー選びのカギでした。 キム・クライシュテルス（ベルギー）、カタリナ・スレボトニク（スロベニア）、そしてダニエラ・ハンチュコバ（スロバキア）。彼女たちはみな、親友と言えるくらい
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