そして早川文庫の棚をチェックすることに嵌まっている。 早川文庫の中で確認するのは、もちろん海外SFだ。 所感としては、少し前にテッド・チャン『息吹』の文庫版が出たため、これを目立つ位置に並べる書店が多い。 ただたまに『幼年期の終わり』『われはロボット』『月は無慈悲な夜の女王』等を並べて置いている書店を見つけては「おっ」と感心し、コードウェイナー・スミスの横にエヴァの解説本なんかが置いてあるのを見て一人ほくそ笑む。 そしてルーディ・ラッカーが棚に並んでいるのを見つけると、その日は何だか幸運な気がするのだ。