病院で手術をする医師(2016年9月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/Mahmoud ZAYYAT 【1月13日 AFP】英国の裁判所は12日、臓器移植の手術中に患者2人の肝臓の表面に自分のイニシャルの「焼き印」を入れていたことを認めていた同国の外科医(53)に対し、1万ポンド(約150万円)の罰金と12か月(計120時間)の社会奉仕活動を科した。 サイモン・ブラムホール(Simon Bramhall)被告は、勤務していたイングランド中部バーミンガム(Birmingham)にあるクイーン・エリザベス病院(Queen Elizabeth Hospital)で2013年の2月と8月、手術中に麻酔をかけられている患者計2人の臓器にアルゴンビーム機器を照射して自分のイニシャルを刻んでいた。患者の肝臓の一つに同医師のイニシャルの焼き印が入っているのを同僚の医師が目撃していた。焼き印は4センチほど