問いかけに潜んだ問題点 「チコちゃんに叱られる!」は、2018年4月に放送が開始された、NHK総合テレビのクイズ形式の教養バラエティ番組である。5歳の少女チコちゃんが、日常のありふれた事象を取り上げ、大人たちに対しクイズを出題する。 当たり前すぎて改めて考えたこともない日常のことがらについて、大人たちがその背景などを理解しておらず、答えに窮したり曖昧なことを答えたりした時、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と罵倒するのが定番となっている。その後、一見分かりにくい短答を示し、その内容を研究者などの専門家がVTRで解説するという構成である。 番組のウェブサイトから、いくつかの問いを引用してみよう。 「いってらっしゃーいってお別れのとき、手を振るのはなぜ?」 「かんぱーいのときにグラスをカチン、なぜするの?」 「温かいみそ汁はなぜモヤモヤしているのか?」 「オセロはなぜ白と黒で争うゲームになったの
「(日本人は)許すことのできない民族」であり、罪を負った「エバ国家」として「アダム国家」の韓国に尽くさねばならない。そんな教えを持つ、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と日本の“保守政治家”の結びつきは、多くの人に衝撃を与えた。長年、統一教会の問題に取り組んできた紀藤正樹弁護士と鈴木エイト氏に話を聞いた。 紀藤正樹弁護士(以下・紀藤):自民党で保守といわれていた議員らが、反日思想ともいえる統一教会と関係を深くしていました。結局、政治家たちに理念がなかったためだと思う。 鈴木エイト氏(以下・鈴木):統一教会側も反共産主義を旗印に、保守派の政治家に取り入るためにLGBT問題や選択的夫婦別姓などに抵抗してきましたよね。そうやって両者が近づいていったんだと思います。2013年の参議院選挙で、当時の安倍晋三首相が、統一教会に直接組織票の支援を申し出ていたという内部文書が手に入り、菅義偉官房長官が関
Danmee(ダンミ)では、ネットユーザーを対象に「私たちの誇り!あなたが応援する“日本人”K-POPアイドルは?」というテーマで調査を実施しました。2022年12月6日〜12月13日に行った投票結果をご紹介します。 韓国に渡り、世界を舞台に活躍している日本人K-POPアイドル。 Danmeeでは、ネットユーザーを対象に「私たちの誇り!あなたが応援する“日本人”K-POPアイドルは誰?」というテーマで調査を実施しました。ここでは、気になるその結果をお届けします。 今回のアンケートには、以下の日本人K-POPアイドル12名を候補に挙げました。 TWICE サナ TWICE モモ TWICE ミナ NCT ユウタ NCT ショウタロウ PENTAGON ユウト TREASURE アサヒ aespa ジゼル ENHYPEN ニキ IVE レイ LE SSERAFIM 宮脇咲良 LE SSERAF
新潮社は1月18日、新潮新書の一冊として廣井亮一著『悪さをしない子は悪人になります』を刊行しました。著者の廣井氏は元家庭裁判所調査官。実際に数百人の非行少年たちを更生に導いてきた経験から、「悪」との向き合い方、更生のさまざまな方法について語っています。 少年が何らかの問題を起こした時、私たちは得てして「なんて悪い奴だ」「そのねじ曲がった根性をたたき直す必要がある」などと考えがちです。この場合、私たちは「問題=少年」とみています。 しかし、「最初から悪い」少年などほとんどいません。問題を起こす少年が概して恵まれない環境にいることは、私たちも経験的に知っています。実際には「少年を取り巻く関係の歪みが『問題』という形で少年を通じて表現されている」と考えた方が自然なのです。この場合、関係の歪みを調整する様々なアプローチを取れば、少年非行や問題行動などは改善されていく可能性が高い、と考えられます。
”ユーニス・パーチマンがカヴァデイル一家を殺したのは、読み書きができなかったためである” という一文から始まる「ロウフィールド館の惨劇」というミステリ小説がある。 「読み書きができない家政婦」がその劣等感をこじらせ、一家惨殺に及ぶまでを追いかける話で、映画化もされている。 3年ほど前に知人のすすめで読んだのだが、倒叙ものや、変わった話が好きな方は読んでみても良いと思う。 * ただ、ストーリーの強烈さより私が覚えているのは、文盲までいかずとも「文章が正確に読めない人」は、今でもかなりいるな、と思ったことである。 例えば、リーダーが部下に、こんなメールを送ったとする。250文字だから、ツイート2つ分弱だ。 明日の朝10時までに、私をCCに入れて、Yさんにメールを送っておいてください。内容は次回の定例までの宿題事項と、現在までに積み残している課題の一覧の二つです。積み残しの課題については、期限を
朝日新聞出版が発行する総合週刊誌「週刊朝日」は、5月最終週に発売する6月9日号で休刊します。 週刊朝日は1922(大正11)年に創刊し、昨年2月に創刊100年を迎えていました。山藤章二さんの「ブラック・アングル」や「似顔絵塾」、司馬遼太郎の「街道をゆく」、世の中に埋もれたB級ニュースを発掘した「デキゴトロジー」など、数多くの人気連載や名物企画を生みました。1950年代には100万部以上の発行部数を記録。2008年に発行元が朝日新聞社から朝日新聞出版に移りました。昨年12月の平均発行部数は約7万部でした。 朝日新聞出版は「週刊誌市場が縮小するなか、今後はウェブのニュースサイト『AERA dot.』や書籍部門に、より一層注力していく判断をしました」としています。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF4
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