緊急地震速報(きんきゅうじしんそくほう、英: Earthquake Early Warning、略称:EEW)[1]は、地震発生後大きな揺れが到達する数秒から数十秒前に警報を発することを企図した地震早期警報システムのひとつで[2]、日本の気象庁が中心となって提供している予報・警報である[2]。 2004年に一部試験運用を開始、2007年10月1日から一部の離島を除いた国内ほぼ全域すべての住民を対象とした本運用を開始した。 予測震度5弱以上などのときに発表されテレビ放送や携帯端末などで「(震度4以上などの)強い揺れとなる地域」を伝える「一般向け」(地震動警報・地震動特別警報)[3]と、発表基準が低く第1報の精度が高くないものの迅速性が高く「各地の震度や揺れの到達時間」などが分かる「高度利用者向け」(地震動予報)[3]の2種類がある。 地震の発生直後に、震源に近い観測点の地震計でとらえられた地
